元公立小学校教員が贈る、転職を考える先生に覚えていてもらいたい3つのこと。
この記事では、教員が転職するときの心構えについて紹介しています。
「もう教員やめようかな…」
「自分には他に良い道があるんじゃないかな…」
そんな思いがふと脳裏をよぎったそこの先生。
そう、あなた、あなたです!
少なからず転職の道を考えているということですね?
今回は、実際に小学校教員から転職した僕が、
転職をするときに知っておいてほしい3つの要点についてお伝えします。
1. 本当に転職するなら、入念な準備を
一部の私立を除き、大半の教員は効率の先生だと思います。
そして、公務員→民間の転職、
特に教員→別業種の転職はとても厳しいものになります。
ビジネススキルを持ち合わせない先生が大半だからです。
よって、丸腰で転職した場合は、かなりの確率で失敗するでしょう。
最低でも1年はかけよう
リクナビの調査によれば、転職にかける期間は3〜6ヶ月が多いらしいです。
しかし、教員からの転職を成功させるのであれば、
準備も含めて、少なくとも1年は必要でしょう。
準備というのは、業界・企業研究などはもちろんのこと、
TOEICや資格取得なども含まれます。
2. 転職動機を明確にしよう
今、あなたはどうして転職をしようと考えていますか?
- 子どもが嫌いになった
- 仕事が多すぎて終わらない
- 上司と衝突した
- 自分には向いていないと思った
- 身体的または家庭的な事情で教員を続けるのが難しい
- 他にやりたいことができた
上に挙げたこと以外にも、様々な動機があると思います。
しかし、その転職の動機があいまいなままだと、
いざ採用面接を受けたときの志望動機が弱くなって
好印象を与えることができません。
初めの準備の話にもつながりますが、
- 自分はどうして転職したいのか
- 転職してどうしたいのか、どう生きたいのか
これらについては深く自分と向き合ってはっきりさせておきましょう。
3. 教員が天職の場合もある
転職を考えている先生に言うべきではないのかもしれません。
しかし、あなたが自分で思っている以上に、
教職があなたにマッチしているしている可能性も否定できないのです。
すでに天職に出会えているとしたら、これ以上の幸せはありません。
未来を担う子どもたちが最も成長する時期に直接関われる教職。
辞めた今でも、僕は教職は最もやりがいのある職業の1つだと思っています。
- 辛いこともあるけれど、楽しいこともたくさんある
- 同僚と一緒に仕事をするのは楽しい
- 子どもと関われなくなるのは、ちょっと嫌かな…
あてはまることがあったら、再考の余地があるはず。
一時の不満で転職して失敗するくらいなら、一度踏み留まってみるのもアリではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
転職は、人生を大きく変える一大決断。
もちろん失敗したくないですよね。
今一度、自分自身を深く見つめることが
成功への第一歩です。
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