TOEICで600点を目指す人へ。対策用途別おすすめ参考書4選。

 

先生(じゃない方も)、TOEICやる気になってきましたね?

でも、ただでさえ忙しい先生という仕事、

できるだけ学習は無駄のないようにしたいですよね。

 

今日は、初受験で600点台を突破した自分が

実際に学習に使った参考書○つを紹介していきます!

 

1用途1冊が基本。

 

TOEICに限った話ではありませんが、

何冊もの問題集を使って学習している人をときどき見かけます。

しかし、知識を定着させるという観点では

1冊の参考書を何周もする方が効果的です。

 

ちなみに僕は、用途ごとにメインの1冊を決めて、

それを使って集中的に解くスタイルを高校生のときからとっています。

用途別、おすすめの参考書。

 

では、実際に僕が使用して600点台を叩き出した参考書を
早速紹介していきます!

 

単語編:TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ

 

前回の記事でも紹介した、600点台を目指す方向けの単語帳。

語彙は本当に、語学の基本中の基本だと思います。

これがなきゃ話にならない!

 

TOEIC対策に特化していて、見慣れた英単語でも
TOEICで用いられる意味を限定して載せていたり、

リスニングでよく用いられるフレーズを併せて
学べたりするところがすばらしいと思います。

 

専用アプリを使うと、ネイティブによる発音や例文を聞くことができるのも便利です!

 

TEX加藤 朝日新聞出版 (2018/2/20)

 

700点台以上を目指す方は、こちらの金のフレーズがおすすめ。

 

 

リスニング編:英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

 

リスニング・発音練習のベストセラー本。

TOEIC専用のリスニング対策本買うなら、絶対この本を買った方が良いです。

 

リスニングといいながらも、序盤はほぼ発音練習のようなページになっています。

前回の記事にも書きましたが、自分で言えない言葉は聞き取ることができません。

ですから、まずは自分が正しい発音ができるようになるステップを踏むのが肝心です。

 

発音練習の他に、子音が重なったときの発音の省略など、
英語特有の発音ルールなども満載です。

学校現場でALTの話がまったく聞き取れなかった僕も、

この本の学習を進めていくうちに聞き取れる言葉が増えてきて成長を感じました(笑)

 

ひろしげ
ひろしげ
発音を極めれば、洋画も字幕無しで楽しめるかも!

 

松澤喜好 アスキー・メディアワークス; 第2版;改訂・新CD版 (2010/8/12)

 

文法編:一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法

 

タイトルに文法という語句が入っていますが、

文法というよりかはネイティブがどういう感覚で英語を話しているのかという、

話し方のニュアンス解説書といった感じが強い参考書です。

 

例えば、英語では、特に伝えたい言葉から先に話すから主語→動詞で話し、

それに続いて優先度の低い修飾語が後ろにつながっていく法則があるそうです。

 

ヒロシゲ
ヒロシゲ
だから、感嘆したときや命令文では動詞・形容詞が先頭に来るんだとか。

 

学生時代は無機質に第○文型と判断していた英文には、そういう意図があったのか!と、

まさに目からウロコがボロボロ落ちた、個人的に最も印象深い1冊。

 

「試験のための英語」から、「生活のための英語」という見方に変わり、

英語がとても身近に感じられるようになりました。

 

その他、前置詞やhaveやtakeといった多義語の感覚、多くの人が苦手とする時制など、

「ネイティブはこんな感じで使ってるよ!」といったニュアンスでわかりやすく図解されています。

個人的にベストに推したい1冊。

 

 

試験対策編:公式TOEIC Listening & Reading 問題集

 

最近は年1ペースで新版が出されている公式問題集。

とりあえず最新版は持っておくことをおすすめします。

 

試験である以上、TOEIC特有の「問題の出し方」があります。

問いの特徴とか、よく使われるフレーズなど、

予め知っていればそれだけで当日の負担は大きく軽減されます。

 

ちなみに、TOEICではリーディング・リスニング共に

問いの文も含めてすべて英語で表記、放送されるので慣れは必須です。