忙しい教師必見!効率よく仕事を進めるための3つの方法とは?

この記事では、ただでさえ忙しい教員の仕事を効率よく進めるための方法を紹介します。

教員の仕事って、本当に多岐で、そして膨大な量ですよね。

日々の授業から部活・生徒指導、

それから保護者の連絡に地域行事への参加。数えたらキリがありません。

そんな膨大な仕事1つ1つに対して愚直に取り組んでいては、次から次へと新たな仕事がやってきて、やがては自分が潰れてしまうことでしょう。

そうならないためには、仕事の仕方に一工夫することが求められます。それをするかしないかで、今日の退勤時間にも大きな差が出ることでしょう。

その場で終わらせる

教員の仕事が終わらない原因は、授業をしている間は一切他の仕事が進められないということ。

まあ、授業が教員の本業ですから、当然といえばそうなのですが(笑)

小学校でも6時間授業であれば残務処理に当たれるのはだいたい16時過ぎ、中学校であれば部活指導の後だからもっと遅れてしまいます。

だから、その場でできる仕事はその場で済ますことが、時間を作るカギとなります。

例えば、テストを放課後に丸つけするのではなく、その場で丸つけをして直しまでさせれば、テストの時間内で補充指導まで完了です。

丸つけに行列ができるのであれば、ネーム磁石を黒板に貼らせて、呼ばれるまでの間は自習をさせておけば無駄な時間は生まれません。

他にも、突然どうでもいいようなアンケートの記入をお願いされることがありますよね?

「どうでもいい」のであれば、適当に書いてすぐ出してしまいましょう。

大体のアンケートは、真剣に書いたところで自分の意見が反映されることはそうそうありません。

このように、仕事に軽重をつけて、その場で終わらせられることはすぐに済ませれば、放課後の仕事の山が一気に減ります。

学級通信は、連絡事項があるときだけ

保護者への連絡ツールとして重要な学級通信

そして地味に作成のために時間が奪われる大きな原因にもなるので、

なるべく出す回数を減らしたいのが本音です。

でも、月予定や連絡だけだとスペースが余るし、1枚の通信すべてが連絡事項だと事務的で味気ない…と思う気持ちもわかります。

そこで有効なのは、学級の日常を撮った写真を一緒に載せること。

そうすれば、連絡と普段の様子が1枚で伝わるし、写真がスペースを埋めて考える文章の量も減るので一石二鳥。

保護者にとっても、読む負担が減るのでwin-winです。

IT機器を駆使する

こんなに世間はIT化が進んでいるのに、未だに紙を主体とする時代遅れな仕事の仕方をしているのは教員だけかもしれません。

資料画像1つを準備するにも、

まずWordか何かでサイズや割付を考えて、

プリントして、

子どもの人数分印刷する…

なんて手間でしょう!それを毎日なんて言われたら発狂しちゃいます!笑

そんな面倒な作業は、スマホで解決してしまいましょう。

スマホに画像データを入れて、大型テレビと繋げてしまえば、それだけで資料を全員に提示できます。

拡大・縮小も思いのまま。さらに資料データを保存しておけば、数年後同じ授業を行うときもすぐに呼び出すこともでき、紙媒体よりずっと便利です。

子ども1人1人の手元に資料を持たせたいのであれば、PC室で学校の資料データを共有フォルダに入れて、子どもたちにそれぞれ使うパソコンで開かせれば済みます。

別にコンピュータ室はいつどの教科で使ったって問題ないのですから、積極的に利用しましょう。

あ、他クラス、他学年との調整もお忘れなく(笑)

モバイルパソコンが超おすすめ

スマホやタブレットも便利ですが、僕はモバイルパソコンを強く薦めます。

スマホやタブレットは携帯性には優れていますが、OSがパソコンと異なっているものもあり(例えばMacはmacOSで動いていますが、iPhoneはiOSです)、

それに伴って授業中に予期しなかった不具合やレイアウトの崩れが起きることがあります。

最近のパソコンは軽量化がとても進んでおり、

授業で用いる機能やアプリケーションならサクサク動かせる性能のものもよく出ているので、

職場で貸与されているパソコンとは別に1台買っておくと、仕事の効率性がグンと上がります。

OSも普通のPCと同じなので、スマホなどのときのような不具合もほとんど出ないので安心です。

まとめ

いかがでしたか。

これらを実践するだけでも、おそらくいつもの30%は仕事の効率が向上するでしょう。

成果主義ではない教職だからこそ、時間に対する意識はシビアでありたいものですね。

他にも時短術はたくさんありますが、それはまた、日を改めてご紹介したいと思います。