図形センスを磨く知育玩具3選。

この記事では、図形センスを磨くのにおすすめの知育玩具を紹介します。

小学校で算数を教えていて、特に悩むのが図形領域の学習。
計算領域よりも、圧倒的に苦手な子どもが多い領域です。

図形はセンス

僕は1年生を担任した経験もありますが、
そのとき思ったのは、図形の知識云々よりも、
センス的なものが足りていない子が多い。

例えば、班対抗で空き箱などの身の回りのものを使い、
一番高いタワーを作ろうという授業をしたことがあるんですが、

平気で底面積が小さいものから積み始める子が意外にも多かったのです。

「それじゃ崩れちゃうよ!」とツッコミを入れてくれた子がいて、
積む順番を修正できたことは、ある意味学び合いになったんですけどね(笑)

おすすめの知育玩具3選。

このように、底面積とか重心とか理論的な説明ができなくても、
「それじゃ崩れる」って直感的にわかるようなセンスを幼い頃から磨いておくと、
学校の勉強もすんなり理解できると思います。

実際に、平行とか垂直というような定義を知らなくても、
感覚が備わっていればパッと見で判別できることも、図形領域では多いです。

そこで、今回は小学校入学前の子どもにおすすめの図形センスを磨く知育玩具を紹介します。

レゴブロック

ブロック玩具界の大御所!

商品ごとに
対象年齢が明記されていて選びやすく、

amazonのランキングでもトップ10に9つランクインしているほどの
知育玩具のど定番です。

レゴの最大の魅力は、何といっても
1単位のブロックが小さく、無限の組み合わせができることでしょう。

単純に1つの作品を作ることもできるし、
やろうと思えば1つの王国を象った大規模作品も作ることができます。

図形センスもさることながら、
創造性も鍛えることができますし、

限られた数のブロックで、
どんな形をどれだけ組み合わせれば作れるのかと試行錯誤する中で
算数・数学で重要な論理的思考力が養われます。

スターウォーズシリーズなど
予め作るものが決まっているプラモデルタイプなら、

説明書を読みながら組み立てていくことで
読解力が磨かれます。いいことづくめですね。

レゴなら遊びを通して様々な能力を伸ばすことができるので、
男の子女の子問わずおすすめします。

ボーネルンド マグフォーマー

某玩具メーカーのロボットを彷彿とさせる名前の知育玩具。

磁力でくっつくピースを組み合わせていろいろな形や模様を作ることができます。

ブロックと比べて
ピースが薄いので収納もコンパクトに済むし、マグネットだからつけ外しが容易なのが◎。

ピース1つ1つのサイズが大きいので、レゴブロックより創造性は劣るものの、
その分子どもが誤って飲み込む危険も少なく、角も丸いので安心して遊ばせることができます。

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ただ、ちょっとお値段が高いのが難点なので、
費用を抑えたい方は類似品をおすすめします。

ボーネルンド製とほぼ同等の品質で値段がなんと約4分の1おトク度はかなり高いです。

LOTUS LIFE GESTAR

歯車のようなデザインのピースが特徴的な知育玩具。

この溝にピースを嵌めて、様々な作品を作ることを通して、
図形の構成感覚や空間把握能力を育みます。

2歳〜7歳向けとされていますが、普通に小学校高学年の子がやっても楽しめるようです。

ピースの形がかわいいので、女の子も気に入りそうですね。

説明書には動画説明のQRコードが付属しているので、
子どもだけでも基本的な遊び方を楽しく学ぶことができます。